群馬県桐生市に本店を置くモギカバン。仕立てや素材にこだわったランドセルメーカーです。多彩なラインナップに丁寧な手仕事が光るランドセルです。
モギカバンのランドセルはとにかく種類が豊富です。コードバンランドセルのラインナップも豊富、牛革も複数の種類があり、カラー展開も豊富です。
種類が豊富な一方で、それだけに選ぶのが難しくもなります。この記事では、モギカバンのランドセルを後悔なく選べるように、各ランドセルの違いなどを説明していきます。搭載機能や特徴の有無もわかりやすく表にして解説していきます。
【2025年度ランドセル情報】
・2024年1月24日:サンプル貸出サービス受付開始
・2024年1月25日:ラインナップ公開
・2024年2月1日:オンラインショップ注文受付開始
2025年ご入学用 ランドセルカタログ請求ページ(モギカバン公式サイト)
・アウトレットセール実施中!最大30%OFFでモギカバンランドセルが購入できます!
目 次
モギカバンのアウトレット販売情報
モギカバンではこれまで店舗限定だった旧型モデルのアウトレット販売をオンラインショップでも購入できるようになりました。6年保証付き、新品ランドセルが最大30%OFFのアウトレット価格で販売されています。
アウトレット商品なのでその年によって販売される商品は変わっていくと思います。現時点(2024年9月)では5モデルがラインナップされています。
◆モギカバンアウトレットランドセルをチェック!
モギカバンアウトレットランドセル(モギカバン公式サイト)
アウトレットランドセルに関する詳しい記事はコチラをご覧ください。他のメーカーなどの開催時期や割引率などがわかります。
モギカバンのランドセルを選ぶメリット
モギカバンをおすすめしたい理由・選ぶメリットを解説していきます。
とにかくこだわりが詰まっている
モギカバンのランドセルはとにかくこだわり詰まっています。
- 手間を惜しまずに、一点一点丁寧に仕立てる
- アメ豚一枚通し総内張り
- 素材へのこだわり
モギカバンは数少ないコードバンランドセルを製造する会社の一つです。コードバンは、年々価格上昇、入手困難になってきているそうです。
それでもモギカバンはコードバンランドセルを絶やさないためにも、生産数が少なくても製造しています。
ランドセル製造も機会の進歩で大量生産ができるようになってきています。とは言え、まだまだ人の手が必要ではあります。
特に牛革やコードバンなどの天然皮革は、一枚一枚革の表情を確認しながら、機械に頼ることなく手作業で仕上げていきます。
モギカバンでは、生産数は限られしまっても手間を惜しまずに一点一点丁寧に仕立てることにこだわってランドセルを作っています。
多くのランドセルはかぶせと本体部分につなぎ目があります。しかし、モギカバンの「アメ豚一枚通し総内張り」は、一枚の革(アメ豚)を通して張ってあります。
それにより、教科書をいれるときもとてもスムーズでかつゴミも溜まりませんし、なによりも見た目に美しく仕上げることができます。
とにかく種類が豊富!
モギカバンのランドセルの2024年度ラインナップは、4シリーズ20アイテム168パターンあります。
「コードバン」、「たくみ」、「ユニバーサル」、「プリズミックス」の4つのシリーズあります。それぞれコードバン素材や牛革や人工皮革のものがあります。
モギカバンの特徴として、カラーラインナップが豊富なことです。コードバンのモデルで14色展開であったり、牛革のモデルであれば17色展開されているものもあります。
オプションサービスで自分だけのランドセルに
モギカバンのランドセルにはかぶせ裏部分に名入れをすることができます。10文字程度(以内)でローマ字(筆記体)で職人の手書きによる焼込で名入れをします。(但し、かぶせ裏素材がアメ豚のもの「コードバンマエストロ」、「コードバンプレステージLE」、「コードバンプレステージ」、「たくみプレステージスムース」、「たくみプレステージボルサ」に限ります。)
「コードバンマエストロ」、「コードバンプレステージLE」、「たくみプレステージスムース」に限りますがカブセ鋲とファスナーを選ぶことができます。
モギカバンのランドセルを後悔なく購入するためにチェックしておきたいポイント!
モギカバンには様々な特徴のあるランドセルがラインナップされています。種類が豊富なだけに、どのランドセルにどういった機能が搭載されているかが様々です。
「色が好みで購入したけれども、思っていた機能が搭載されていなかった」といった後悔がないように、どうのランドセルにどういった機能があるのかをチェックしておきましょう。
「アメ豚一枚通し」は全てのタイプに共通の仕様ではありません
モギカバンと言えば、「アメ豚一枚通し」と言ってもいいくらい素材にこだわっているからこその特徴だと言えます。
「アメ豚一枚通し」の内張りのものとそうでないものとを比較した写真です。そもそもの素材の違いはもちろんですが、見た目で一番わかりやすい違いは「継ぎ目のあるなし」です。継ぎ目があるのとないのとでは、見た目の美しさも変わってきます。
この「アメ豚一枚通し」は、全てのランドセルの内張りがそうなっているわけではありません。「コードバン」と「たくみ」シリーズの一部のランドセルのみになっています。
「アメ豚一枚通し」にこだわって選びたい場合は、上の表の〇がついたモデルが対象となっています。
「ベーシックスタイル」と「キューブスタイル」があります
ランドセルには大きく2種類の方があります。「学習院型」と「キューブ型」です。多くのメーカーはどちらかだけを製造していることが多いですが、モギカバンは2種類ともに製造しています。
「学習院型」は、背板と本体を接合するへりの部分を、しっかりと縫い合わせています。それによりへりが出っ張っている状態になっています。
「キューブ型」は、最新式のミシンを用い、背板と本体を縫い合わせています。そのため、ヘリがなく見た目にはすっきりしています。
この型は、モデルによって異なってきます。また、搭載機能などもモデルによって異なってくるので、選ぶ際に注意すべき点になります。
金具もタイプによって異なります
ファスナーなどの金具に使われている素材もモデルによって異なります。主に「アンティークゴールド」、「ソフトシルバー」、「クロニッケル」などが使われています。
具体的な見た目の違いがわかるように、それぞれの素材が使われてモデルの写真を並べてみました。
色合いはもちろん、風合いも全く異なるものであることがわかると思います。些細な違いではありますが、ランドセルの雰囲気を変えるものでもあります。
牛革にも種類があるので要注意!
モギカバンには牛革を使用したランドセルが多数あります。モギカバンの場合、牛革と言っても複数の種類があります。「牛革スムース」と「牛革ボルサ」と「牛革クラシコ」の3種類です。
「牛革スムース」は、表面が滑らかで光沢が美しい革になります。ツヤ感のあるランドセルがいい場合は牛革スムースを使ったランドセルがおすすめです。
「牛革ボルサ」は、スムースとは逆に表面がザラザラした風合いの牛革です。キズなどが目立ちにくいのが特徴です。
「牛革クラシコ」は、揉み革のような表面をしているのが特徴になります。揉み革はその名の通り手で揉んで表面に独特のシワをいれた革になります。実際にもそうですが、見た目にも柔らかい印象です。
たくみ プレステージ スムース | 牛革スムース |
たくみ プレステージ ボルサ | 牛革ボルサ |
たくみ スタンダード スムース | 牛革スムース |
たくみ クラシコ | 牛革クラシコ |
ユニバーサル アンティコ | 牛革ボルサ |
ユニバーサル リセ | 牛革ボルサ |
名入れサービスが適用されるタイプは限られています
モギカバンにはかぶせの内側に名前をいれる「名入れサービス」があります。この名入れさーびすは、全てのランドセルに適用されるわけではありません。
適用されるのは、アメ豚一枚通し総内張りのランドセルのみになっています。全てに適用されないのでご注意下さい。
「名入れサービス」が適用されるランドセル
コードバンマエストロ、コードバンプレステージ LE、コードバンプレステージ、たくみ プレステージ スムース、たくみ プレステージ ボルサ
どんなランドセルか詳しく知りたい方サンプル貸し出しサービスがおすすめ
モギカバンの展示会は関東を中心に実施しています。大阪などの関西地方や名古屋などと東海地方、その他全国遠方にお住まいの方は展示会に訪問することは難しいと思います。
そういった方におすすめなのが、「サンプル貸し出しサービス」です。実際にランドセルを手に取って試してみることができます。
◆モギカバンサンプル貸し出しサービスはコチラ!
モギカバンのサンプル貸し出しサービス(モギカバン公式サイト)
2025モギカバンのランドセル!どれを選べばいいの!?
2025年度新入学のモギカバンのランドセルラインナップを紹介していきます。モギカバンと言えば、種類が豊富なことで有名です。
豊富であるからこそ困ってしまう方も多いと思います。モギカバンで「どんなランドセルを選べばいいのか?」という点に重点を置いて解説していきたいと思います。
とにかく種類が多いんです!条件を絞っておくことが大切
モギカバンの魅力の一つに種類がとても多いことが挙げられます。しかし、この「種類が多い」ということは、購入者にとっては迷ってしまう原因にもなっています。
さらに、モギカバンのランドセルを選ぶ時のちょっとしたデメリットになるかもしれないのですが、「モデルごとの違いがわかりづらい」という点があります。
大きく4つのシリーズに分けるられていますが、これらは素材ごとであったりデザインごとで分けているわけでもありません。細かく違いを見ていかなければ、買ったあとに後悔しかねません。
後悔しないためにも、できる限り「モデルごとの違い」にアプローチしながら紹介していきます。
種類の多いモギカバンのランドセルを選ぶ時に、予めある程度の条件を絞ることをおすすめします。
例えば、、、
- 色を決める
- 予算を決める
- 素材を決める
- 搭載しておいてほしい機能を決める(アメ豚一枚通しやキューブスタイルなど)
この4つ条件の一つは絞ってランドセルを探すことをおすすめします。4つとも条件を絞れたら、自動的にランドセルも決まってきます。
刺繍の入ったランドセルと言えば「プリズミックス」シリーズ
モギカバンのランドセルの中で、刺繍デザインの入ったガーリーなイメージのランドセルとなると「プリズミックス」シリーズになります。
モデルによって刺繍デザインやファスナーチャームの形と素材が異なります。
価格 (税込) |
カラー 展開 |
金具 | 共通仕様 | |
プリズミックス パルファン | 77,000円 | 全2色 | クロニッケル | 素材:クラリーノ エフ 重さ:約1,230g 内張り:合成皮革 |
プリズミックス プレミアム | 61,500円 | 全3色 | ソフトシルバー | |
プリズミックス ロココハート |
65,000円 | 全6色 | ソフトシルバー | |
プリズミックス ヴィクトリアンハート |
69,000円 | 全3色 | ニッケルシルバー | |
プリズミックス ヴィクトリアンハートSE |
71,000円 | 全3色 | アンティークゴールド | |
プリズミックス プリンセス |
69,000円 |
全4色 | ソフトシルバー | |
プリズミックス スター | 73,000円 | 全3色 | ソフトシルバー |
「プリズミックス」の7つのモデルは、使用している素材や重さなどの仕様が比較的共通になっています。
選ぶ時の基準は、価格・カラー・金具のデザインになるかと思います。
◆プリズミックスシリーズの詳しい情報はコチラ!
プリズミックスシリーズ(モギカバン公式サイト)
ベーシックスタイルがお好みの方は「たくみ」シリーズ
モギカバンのメインのシリーズとなるのが「たくみ」です。「たくみ」には7つのモデルがあります。この7モデルには少しづつ違いがあるので、注意して見ていきたいと思います。
アメ豚一枚通し | 名入れサービス | スタイル | |
たくみ プレステージ スムース | 〇 | 〇 | ベーシックスタイル |
たくみ プレステージ ボルサ | 〇 | 〇 | |
たくみ スタンダード スムース | × | × | |
たくみ クラシコ | × | × | |
たくみ ライトモデル | × | × | |
たくみ プレミアム ウノ | × | × | |
たくみ プレミアム ドゥエ | × | × |
モギカバンのおすすめポイントに内張りがアメ豚一枚通しになっていることと、名入れサービスがあります。この2つが適用されているモデルは「たくみ プレステージ スムース」と「たくみ プレステージ ボルサ」の2種類になります。
アメ豚一枚通しや名入れサービスに魅力を感じるならば、この2種類から選ぶことをおすすめします。
では、他のモデルからどのように選べばいいのでしょうか?上の画像を見て頂いければわかる通り、違いがわかりにくいです。しかし、違いが明確にあります。
下の表はモデルごとの価格、素材、カラー展開、重さになります。
価格 (税込) |
素材 | カラー 展開 |
重さ | |
たくみ プレステージ スムース | 91,500円 | 牛革スムース | 全14色 | 約1,490g |
たくみ プレステージ ボルサ | 86,000円 | 牛革ボルサ | 全8色 | 約1,400g |
たくみ スタンダード スムース | 72,000円 75,000円 |
牛革スムース | 全17色 | 約1,330g |
たくみ クラシコ | 72,000円 | 牛革クラシコ | 全8色 | 約1,340g |
たくみ ライトモデル | 70,000円 73,000円 |
牛革 クラリーノ |
全13色 | 約1,200g |
たくみ プレミアム ウノ | 60,500円 |
クラリーノ エフ | 全10色 | 約1,160g |
たくみ プレミアム ドゥエ | 62,000円 65,000円 |
クラリーノ エフ /つや消し |
全7色 | 約1,160g |
「たくみ」シリーズでの選ぶ基準は素材になるかと思います。第2章で説明しましたが、モギカバンは牛革と言っても牛革スムースもあれば牛革ボルサなどもあり様々です。その素材の違いで選ぶのがおすすめです。
他に選ぶ基準となれば、重さになるかと思います。軽量のものを求めている場合は「たくみ プレミアム ウノ」や「たくみ プレミアム ドゥエ」がおすすめです。
あとは、お好みのカラーがどのモデルにあるかどうかだと思います。お子さんにとってランドセルの色はとても重要な要素になるかと思います。
◆たくみシリーズの詳しい情報はコチラ!
たくみシリーズ(モギカバン公式サイト)
キューブスタイルがお好みの方は「ユニバーサル」シリーズ
モギカバン独自の「キューブスタイル」。この「キューブスタイル」を搭載しているのが「ユニバーサル」シリーズになります。
それぞれの違いを下の表にしてみました。モデルによって素材や重さや使用している金具の種類が異なります。
価格 (税込) |
素材 | カラー 展開 |
重さ | 金具 | |
ユニバーサル アンティコ | 75,000円 | 牛革ボルサ | 全22色 | 約1,390g | クロニッケル/アンティークゴールド |
ユニバーサル リセ | 79,500円 | 牛革ボルサ | 全8色 | 約1,390g | ソフトシルバー |
ユニバーサル プレミアム | 67,000円 | クラリーノ タフロックネオ | 全6色 | 約1,240g | クロニッケル(クロ) アンティークゴールド(他) |
◆ユニバーサルシリーズの詳しい情報はコチラ!
ユニバーサルシリーズ(モギカバン公式サイト)
「コードバン」シリーズは3種類
革へのこだわりの強いモギカバンだからこそこれらのコードバンランドセルを作ることができるのかもしれません。希少な素材で有名な馬革を使用したコードバンランドセル。3種類のモデルがあります。
価格 (税込) |
素材 | カラー 展開 |
重さ | 金具 | |
コードバン マエストロ |
230,000円 | かぶせ:コードバン 本体:コードバン |
全10色 | 約1,690g | アンティークゴールド |
コードバン プレステージ LE |
140,000円 | かぶせ:コードバン 本体:牛革 |
全14色 | 約1,590g | アンティークゴールド |
コードバン プレステージ |
120,000円 | かぶせ:コードバン 本体:牛革 |
全6色 | 約1,490g | ソフトシルバー |
かぶせも本体もコードバン素材を使用しているのは「コードバンマエストロ」のみになります。そのため、重量も重くなり価格も高い傾向にあります。コードバンへのこだわりが強い方にはおすすめです。
それ以外の2つのモデルは、かぶせのみがコードバンを使用して、本体は牛革になっています。ランドセルの表面になるかぶせのみ耐久性の強いコードバンを使用しています。コードバンと牛革どちらも使うことで、価格や重さのバランスが取ることができます。
アメ豚一枚通し | 名入れサービス | スタイル | |
コードバンマエストロ | 〇 | 〇 | ベーシックスタイル |
コードバンプレステージ LE | 〇 | 〇 | ベーシックスタイル |
コードバンプレステージ | 〇 | 〇 | ベーシックスタイル |
また、内張りのアメ豚一枚通しや名入れサービスやスタイルは以上のようになっています。
◆コードバンシリーズの詳しい情報はコチラ!
コードバンシリーズ(モギカバン公式サイト)
モギカバンのランドセルはどこで購入できる?販売店と展示会について
モギカバンのランドセルを実際に手に取って試着してみたい!という方には、展示会やサンプル貸し出しサービスなどもあります。
モギカバンの店舗は3つ
モギカバンの店舗は群馬県、栃木県に計3つあります。
桐生本店 | |
住所 | 群馬県桐生市本町5-369 |
営業時間 | AM10:00~PM7:00 水曜定休 |
アクセス | 北関東自動車道太田薮塚ICより車で20分 |
足利店 | |
住所 | 栃木県足利市朝倉町245-5アピタ コムファーストS.C.2F |
営業時間 | AM10:00~PM8:00 |
アクセス | 北関東自動車道桐生太田ICより車で15分 |
太田店 | |
住所 | 群馬県太田市新田市野井町556-1ジョイフルホンダ ニコモール1F |
営業時間 | AM10:00~PM7:30 |
アクセス | 北関東自動車道太田薮塚ICより車で15分 |
関東を中心に展示会も実施
群馬県以外でも関東を中心に展示会を実施しています。東京・埼玉・神奈川の各地で複数日程で開催しています。
展示会は基本的に来場予約が必要です(一部の時間帯などは予約なしでも入場できる場合があります)。
来場予約は、モギカバンの公式サイトからできます。
◆モギカバン展示会の予約はコチラ!
モギカバンのランドセル展示会(モギカバン公式サイト)
モギカバンのランドセルのまとめ
モギカバンは多彩なラインナップに素材や仕立てへのこだわりのあるランドセルメーカーです。
展示会の実施が関東のみなので、なかなか出向いて試着することが難しいですが、サンプル貸し出しサービスなども利用してみるのもおすすめです。