SNSなどで#幼児教育などを見てると、熱心な方がたくさんいらっしゃいます。子供にとって合う合わないというのもありますが、取り入れてみたいと思うものはたくさんあります。
そんな年齢から!?無理やりやらせてもね~という意見の方もいらっしゃると思います。私もそう思ってた時もありました。ただ、”子供から自発的”にと言っても完全に自発的にというのはあり得ないんですよね。やはり親なり周りがそう仕向けないと、子供は知らないものを自発的には無理なんですよね。
なので、あまり押しつけがましくなってはいけませんが、興味を持つきっかけづくりをしてうまく食いついたらラッキーくらいに思ってそれとなく薦める分にはありなのではないかなと思うようになりました。
今日は、辞書引き学習のご紹介です。
辞書引き学習とは
辞書引き学習を始めて知ったのは、ずいぶん前のこと。京都にある私立の立命館小学校でこの辞書引き学習を取り入れてるというのをテレビで見ました。私自身、子供はもちろん結婚もしてない頃だったと思います。
そして、今SNSなどで辞書引き学習をされてるお子さんたちがいるということを知り、調べてみるとその当時立命館小学校の教頭、校長をされていた深谷圭介先生のサイトにあたりました。立命館小学校でこの先生がこの取り組みをされていたんだな~と昔の記憶とつながりました。
そもそも辞書引き学習とは何なんでしょう?深谷先生のサイトを見ると、『「国語辞典」を活用して学ぶ学習法と「漢字辞典」を活用して学ぶ学習法をさす。』とありました。ここだけを見ると何がいいのかな?と思いますが、子供自身が日常で感じる疑問や気になることを、自ら調べ学ぶ学び方を習得する学習法なのです。
確かに、何か疑問に思った時に誰かに聞くのは簡単ですが、自分で調べたり探求するということはそれが慣れていれば簡単ですが、慣れていなれければ調べる前に諦めてしまうことがあるんですよね。それを習慣づけるという意味でも大切な学習法なのです。
実際にはどういうことをするのか?
必要なものは、国語辞典と付箋です。
息子には、新レインボー はじめて国語辞典 ミッキー&ミニー版(オールカラー)を購入しました。まず、息子がこの国語辞典に食いついてくれないと始まらないので、食いつきそうなミッキーの辞典にしました。あとは、中身の見やすさですね。調べることばが大きくわかりやすくなっているというのも選んだポイントです。
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国語辞典の選んだポイント
✅子供が食いつきそうな絵柄などの国語辞典を選ぶ
✅調べることばが大きくわかりやすくなっている(子供にとって見やすい文字の大きさ)
✅挿絵などが入っている
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実際のやり方としては、まず付箋に番号を振っていきます。これはとっても大事です。何となく見た目の量で自分のやった量を知るより、明確な数字で知った方が子供はわかりやすく自信につながると思います。
そして、子供自身が調べたいと思うことばを決め、それを探していきます。
そして、見つかったらそのことばを付箋に書き、貼り付けていきます。
我が家の5歳の息子は、まだひらがらを読むのも若干微妙な感じですが、このミッキーの辞書が大正解でした。ページの頭にひらがな表というのがあり、あ段はミッキー、か段はミニーとなっているので、それを目印に調べています。
私がフォローしている部分はまだまだありますが、好きなことばを自分で調べる達成感を感じているように思います。まだまだ始めたばかりですが、息子が選ぶことばは”しんごう”、”しんかんせん”、”とっきゅう”など電車・車関係が多いです!
辞書引き学習専用の付箋もあります
辞書引きをしてはまる子は、1000、2000と調べるようです。そうなると付箋もたくさん用意しないといけません。実は、辞書引き専用の付箋があるんです!!
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丁度1000枚あり、付箋上部に”番”と書いてある専用の付箋になります。
さらに、この付箋を販売している3Mのサイトを見ると、『辞書引きラリーシート』なるものがあります。40個調べたら1つ色を塗るというシートです。そうやって調べることの励みにつなげていけます。さらには、500個、1000個、2000個と調べることができたら、深谷先生のオリジナル賞状がプレゼントされるようです。これを目指してガンバレますね。