ラン活を開始した方、これからラン活をする方へ失敗なくランドセル選びができるように解説していきたいと思います。
ランドセル選びで気を付けるべきこと、ランドセルを選ぶ上での指標、いつどこで購入すればいいのかなどを順に解説します。
これからのラン活のお役に立てればと思います。
ランドセル選びで失敗しがちなこと3選
ランドセルは6年間使うものです。そしてとっても高価です。失敗せずに購入するために気をつけたいポイントを解説します。
欲しいと思ったランドセルの販売開始が早くてすでに出遅れてしまった
ランドセル選びで後悔してしまうことは、欲しいと思ったランドセルがすでに販売開始されてしまっていて完売になっていることです。
年々販売開始時期が早くなってきています。
メーカーによっては、年長さんの4月になる前に販売開始しているところもあります。また、この期間に購入すると確実に購入できるという販売形式をとっているところもあります。
実際に購入するタイミングはともかく、どういったランドセルがどの時期から販売されるかはリサーチしておく必要があります。

種類が多すぎてどれがいいのかわからなくなってしまった
ランドセルは色のバリエーション、デザイン、ブランドなど種類が豊富になってきています。
同じデザインの中に何色ものパターンがあったり、同じメーカーに何種類ものデザインのランドセルがあったり、百貨店でも100種類以上のランドセルを販売していたりします。
種類が多い中から選ぶと本当に欲しいものを選択できなくなってしまうことがあります。
選ぶ上での重視したいポイントをあらかじめ決めておくことで、本当に欲しいランドセルに巡り会えると思います。
子供主導でランドセル選び、色で後悔
ランドセルの色のパターンは増えてきています。以前は黒、赤、ピンクと言った感じでしたが、最近ではパープル、水色、バーガンディー、ブルー、グリーン、グレー、ホワイトなど様々な色のランドセルがあります。
その際に、お子さんの好みだけで選んでしまうと失敗してしまうことがあります。親御さんが思うよりも目立つ色を選んでしまったり、高学年のことを考慮せず選んでしまったりということがあります。
お子さんの希望を優先したいという気持ちも大切です。しかし、6年間使うことを考えると、その点は慎重に親子で相談しながらランドセル選びをしてみて下さい。
ランドセルを選ぶ時の9つのポイント
ランドセルを選ぶ時のポイントを解説していきます。
色
ランドセルを選ぶ上で一番大切な要素でもある色選び!お子さんの好きな色だけで選んでしまうと失敗してしまうこともあります。
洋服での色選びと同じで、華美な色を選ぶと後々後悔してしまうことも無きにしも非ずです。
女の子だと定番の赤やピンク。最近流行りのパープルや水色などもあります。私がおすすめしたいのは、バーガンディやネイビーです。高学年になったときこそ違和感なく使えるカラーです。
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デザイン
ランドセルのデザインも多種多様になってきています。刺繍やラインなどが入った個性的なものが増えています。
ついついとてもステキなデザインのランドセルに魅かれてしまうのですが、6年間使うものということを忘れてはいけません。高学年になっても飽きずに違和感なく使えることを考慮して選ぶことが大切です。
素材
ランドセルの素材はおおまかに分けると3つあります。人口皮革、牛革、コードバンになります。
ランドセルの素材ごとの特徴を一覧表にしました。
重さ | 丈夫さ | 価格 | 質感 | |
コードバン | 1,400~1,500g | 8~10万円 | 使うにつれて艶がでる | |
牛革 | 1,300~1,400g | 5~8万円 | 使うにつれて風合いが出てくる | |
人工皮革 | 1,000~1,200g | 2~5万円 | 質感は劣る |
素材ごとで特性や重さ、価格などが違ってきます。

重さ
ランドセルは選ぶものによって重さが様々です。重さの違いの理由は使っている素材によります。
重さ | |
コードバン | 1,400~1,500g |
牛革 | 1,300~1,400g |
人工皮革 | 1,000~1,200g |
コードバンとは馬革を使用した高級素材になっています。人口皮革は軽量で価格も手ごろなものになります。
軽量なランドセルとなると人口皮革になります。

サイズ
ランドセルには、主に4つのサイズが展開されています。
A4教材対応サイズ | 横21.5cm × 縦29cm前後 |
A4クリアファイルサイズ(横対応) | 横22cm × 縦30cm前 |
A4クリアファイルサイズ(縦・横対応) | 横22cm × 縦31cm前後 |
A4フラットファイルサイズ | 横23cm × 縦31cm |
ランドセルのサイズを確認する際によく耳にするのが”A4フラットファイル対応”という言葉だと思います。
A4フラットファイルというは、二つ穴で閉じるファイルのことです。このファイルが収納できるのは、一番下のA4フラットファイルサイズのみです。
学校によっては、A4フラットファイルを一切使用しない学校もあります。私の息子の学校は一切使っていません。
また、学校でランドセルを収納するロッカーのサイズも重要です。ランドセルによっては、収納できない場合もなくはないです。
丈夫さ
ランドセルの丈夫さはマチの部分のこだわりを見てもらうとわかると思います。頑丈な構造にしてマチの部分が型崩れしないように作られています。

例えば、セイバンなどでは321構造というものを採用しています。それにより型崩れしずらい構造になっています。
マチの部分が弱いと何年後かにぺちゃんこな状態になるということもあるかもしれません。

背負いやすさ
最近のランドセルは研究が重ねられてあらゆる工夫が講じられています。よっぽどデザイン性を優先させてるものや、非常に安価なもの以外は背負いにくいもしくは、背負っていて支障があるといったものはなかなかないと思います。
背負いやすいかどうかの目安は、背かん(ランドセル本体と肩ベルトの連結部分)や肩ベルトへの工夫です。
あとは、お子さんの体にどれだけフィットするかだと思います。背負いやすさを実感するには、実店舗で試してみるのが一番です。
6年保証
ランドセルを購入すると6年保証というものがついている場合があります。メーカーや販売店によってその内容は様々です。
一部無料で修理をしてくれたり、修理期間中は代替のランドセルを用意してくれると言ったものがあります。
但し、ランドセルを選ぶ基準ではあまり意識はしなくてもいいかと思います。不具合が出た時に修理などを依頼できる場所があることは重要です。ある程度のメーカーやデパートなどの販売店で購入すれば修理保証は付いているところが多いです(一部付いていない場合もあり)。
気を付ける必要があるのは、楽天やamazonなどで購入する際です。保証がついていないケースがあります。
価格
価格は、ランドセルを選ぶ時の大切な指標です。種類が多種多様なので、価格も本当に様々です。
大きく分類すると素材によって価格が違ってきます。
価格 | |
コードバン | 8~10万円 |
牛革 | 5~8万円 |
人工皮革 | 2~5万円 |
コードバンとは馬革を使用した高級素材になっています。人口皮革は軽量で価格も手ごろなものになります。
但し、最近ではアパレルブランドのランドセルなども多く販売されていて、価格設定も様々になってきています。
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ランドセルはいつ選べばいいの?
ランドセルの情報集や購入はいつ頃すればいいのかを解説していきます。
年中さんの時期から情報収集をしておくのがおすすめ

おおまかなランドセル販売のスケジュールです。一般的に2月頃からカタログ請求が開始されますが、年々早くなっている傾向があります。
実際に当サイトの検索状況の傾向からですが、年中さんの1月頃からランドセルのことを調べ始める人が多いように感じます。
といのも1月頃から、メーカーのHPなどで販売情報が公開され始めるからです。1月頃からざっくり調べ始めるというのがおすすめです。
欲しいランドセルによって選ぶ時期は異なります
ランドセル購入時期に適しているのがいつ頃なのか?これは、購入するランドセルによって様々です。
人気のものは早くに完売してしまうものもあります。
一方で、人気のランドセルでも期間内の予約分は全て受けるといったメーカーも出てきています。焦って購入したり、並んだりしたりする必要がなくなっています。
また、夏頃からは型落ち商品を扱ったアウトレット販売などもあるので、少しでもお安く購入したいという方はその頃も注目です。

ランドセルはどこで選べばいいの?
これからランドセルをお探しの方はどこで選べばいいのでしょうか。購入できる場所とどこで購入すべきかを解説しています。
ランドセルを選べる場所はたくさんあります
ランドセルを購入できる場所は、実店舗とネットの2か所になります。
実店舗 | ネット |
・デパート ・量販店 ・メーカーのショールーム ・ホームセンター |
・デパートのオンラインストア ・量販店のオンラインストア ・メーカーのオンラインストア ・楽天やamazon |
実店舗の場合は、伊勢丹や高島屋などのデパート、イオンやイトーヨーカドーなどの量販店、メーカーのショールームなどがあります。
ネットの場合は、デパートや量販やメーカーのオンラインストアと楽天amazonなどでも購入することができます。
実際にどこで購入するかは置いといて、まずはネットで様々なランドセルを見ることができます。
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どんなランドセルが欲しいかでどこで選ぶべきか決まります
実際に購入する時はどこで購入するべきなのか?これは、選ぶランドセルによりけりです。
- 人気商品を購入したい→ネット購入がおすすめ
- 低価格のランドセルを購入したい→ネット購入がおすすめ
- 実際に試着して色合いなど確認して購入したい→実店舗がおすすめ
人気の商品、人気のカラーのランドセルなどは早目にネットで完売になってしまうケースもあります。そういった商品はネットでの購入を視野に入れておいた方がいいです。
また、ネット限定商品やネット限定割引などの商品もあったりもします。

この記事のまとめ
ランドセルの選び方について解説してきました。種類が豊富なので、選ぶことが難しくなってきています。
お子さんと相談しながら、選ぶ優先順位を決めていくといいかと思います。
この記事以外にもランドセルに関する情報を載せています。ぜひ、ラン活の参考にして下さい。